昨年の春、緊急事態宣言のとき。

instagramで１枚の写真を見つけました。
それは、おそらくママ手作りのマスクをつけた家族写真。

「こんなときだからこそ、マスクをつけた家族写真を撮ってもらいました」

そんなキャプションが添えられていたと思います。

それは、カメラマンさんの投稿ではなく、
撮ってもらったご家族の何気ない投稿。
たしか、お宮参りか何かの神社同行の写真でした。

 

新型コロナウイルスの流行で世の中は劇的に変化しました。
除菌アルコールが足りなくなり、マスクが足りなくなり・・・
この先どうなるのだろうという不安と戦いながら、
それでも家族やまわりの大切な人を守るため、
自分たちでできることをとにかく精一杯やっていた、昨年のあの頃。
今でこそ新しい生活様式に多くの人が馴染みはじめたかと思いますが、
当時は誰もが未知のウイルスへの恐怖や未来への不安と戦っていた。

そんな中で、ただ脅威に怯えるだけじゃなく、
それを受け入れて、大切な人とともに前へ進もうとしている、
これほど力強く前向きな家族写真が他にあるだろうか、と、
衝撃を受けたこと、今でも覚えています。

家族と、大切な人とともに生きていくということ。
不安定な世の中で、それがどれほど心強いことか。

 

誰もが不安な中で頑張っている。
こんな中でも少しでも、
笑顔で暮らせるように。
私だけじゃない。
一人じゃない。
できることをやればいい。
みんなで頑張ればいいんだ。

 

そんなふうに力をもらえる機会を作りたくて、

この度「家族とマスクのおもいで写真展」をやりたいなと考えました。

私にできる範囲で、何か元気の出ることができないかと思い、
個人的に企画しようとしていることなので、
そんなに規模も大きくなく、ひとまず、協力していいよ〜という方、
無理なくご協力いただける方、おもしろそうだからやってあげるよ〜と
思ってくださる方に、来ていただければいいなと思っています。

家族とマスクのおもいで写真展モデル

※お写真はイメージです。

【対象】
さいたま市近辺にお住まいで、マスクをつけたご家族さま写真を個展で飾ってOKのご家族さま。
ご家族であれば、姉妹や兄弟だけでも、ご夫婦だけでもOK。
また、その他、SNSやウェブサイト、チラシなどでお写真のご紹介が可能な方。

【参加方法】
個人依頼：
ご自宅までカメラマンが伺い、ご自宅玄関前（もしくはリビング）を背景に撮影します。個展用の写真は表札やご自宅の全景などが写らないように撮影します。また、写して欲しくない場所などはその場でご相談ください。出張費はサービスですが、車で伺いますので駐車場のお手配をお願いいたします。

撮影会：
撮影会はさいたま市内の公園で行います。ご参加は、告知ブログをお読みいただきお問い合わせフォームよりご予約ください。

【撮影内容】

マスクをつけた家族写真 ＋ マスクなしの家族写真１ポーズ

【料金】
個人依頼・撮影会ともに1000yen。
お支払いは現金でお願いいたします。

【納品】
個展で飾る予定のデータ１枚＋その他数枚をオンラインアルバム経由で納品。
全部合わせて3〜５枚程度を予定しています。（お写真をお選びいただくことはできません。）

【撮影時間】
おそらく２０分程度で終わるかと思います。

【持ち物】
参加人数分のマスク。紙でも布でも、自分で作ったものでも作家さんのものでも、なんでもOKとします！それぞれのご家族さまのマスクスタイルでいらしてください！ハンドメイドマスクを持ってる方はぜひハンドメイドマスクでいらしてください！！！

小さなお子さまでマスクを嫌がられる場合ですが、それでも一応お持ちいただき、撮影トライさせてください。嫌がっているシーンも、断固としてつけてくれないシーンも、逆になぜか撮影の時だけつけてくれたというパターンも、すべてリアルな「今この瞬間」だと考えています。

【日時】
個人依頼：お問い合わせフォームよりご連絡の際に、合わせてご撮影希望日をご記載ください。
撮影会：撮影会企画の際にブログなどで告知いたします。

※緊急事態宣言の発令など、場合によっては延期させていただく可能性がございます。