感じたこと・考えたこと
スタジオ出身の私は、
「お客さま目線」でいつも仕事してるなーって、
実は最近、そんなことで悩んでた。
「お客さま目線」は悪くないんだけどね。
「本当はもっとこういうのが好き」とか
「本当はもっとこういうスタンスでいたい」とか
理想はあれど、お客さまの求めるものをご提供することも、
私にとってはすごくすごく大切で。
そうなると以前に勤めていた会社は、
とても分かりやすく信頼できるモデルロールだったりする。
だからそこで学んだ知識を生かしてやってたけど、
でも、もう、それやめようと思った。
というか、生かしてたつもりだったけど、
結局そのせいで起こってしまった歪みに気付いた。
いや、もともと気付いてはいたけど、
ずっと引っかかりながら無視してた、かな。
だから、思い切って変えることにした。いろいろ。
違和感を感じる部分を。
ちなみに撮影のスタンスは変えません。
違和感感じてないから。笑
というか変えられません。笑
スタジオ時代から撮影してきた経験を踏まえて、
自分の性格にあったベストな撮影スタイルを確立してるから。
今までその他に違和感を覚えながらも転ばなくて済んだのは、
きっとこの軸が太っっいから。
一番ご提供したいのは「あたたかな記憶」。
写真はきっかけに過ぎない。
その先にある「心のこもった時間」こそがたからものなんだ。
これはこの先も変わらない。
ちょっとやそっとでは折れないです。
だけど、それに加えて
もう少し私らしさ、私が選ぶモノ・コトの価値、感性を、
見えるようにしていきたいと思った。
母方祖母は紅型衣紋の職人の家系。
祖父は京都、西陣織の職人の家系。
父方は代々窯元を営んでいる陶芸家の家系。
私にはその血が流れているのだから。
ルーツは誇り。
私はこの家系に生まれたこと、誇りに思ってる。
(いろいろあったけど、それでもね。)
・・・ということで、6月にinstaやらウェブサイトの構成やら自分でいじると思います。
書類関係も、気になってたものは作り直そうと思う。
自分にとって魅力的なサービスを、
自分以外の人にも「とてもいい」と思ってもらえるように、
少しづつ、整えていければいいなって思ってる。
この写真は最近のお気に入り。
私は、人工・自然に限らず光と影の織りなす美しさを捉えることが好きです。